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ジェフリー・ウイルキンス

Jeffrey Willkins

1944 -

コンピュサーブの創設者

1998/11/09 掲載

会員制サービス

現在のようにインターネットが誰でも使える前は、 ザ・ソースやコンピューサーブなどのデータベースサービスが主流だった。 日本からもニフティなどのパソコン通信をゲートウエイにしてコンピューサーブに入り、 色々な情報をアクセスできた。ただし、全てテレタイプ形式のコマンド入力で、 かなり事前準備をして、決心してからアクセスしないと利用料金がとんでもない高額 になってしまうしろものだった。現在でも学術的分野の情報や、 かなり過去のデータにアクセスしたい場合は有効である。 現在のインターネットの環境と基本的に違うのは、データベースサービスが会員制で、 基本料金と利用料金が必要なことだ

盗難警報装置を作って売る会社

ジェフリー・ウイルキンスは、1944年に米国サウスダコタ州ラピッドシティでうまれた。 大学はアリゾナ大学に入学し、電気工学を学んだ。1967年に卒業して、 そのまま大学院にすすみ、修士号を取得した。在学中に友人と二人で、 盗難警報装置を作って売る会社を設立して何年か後に売却するという経験をしたことから、 ビジネス感覚をみがいていた。

義父からの電話

彼が、コンピュサーブを設立することになったきっかけは、義父からの電話だった。 義父は生命保険会社の社長をしており、自社の情報処理システムのコンピュータ化を 相談してきたのだった。彼は大学時代の友人を推薦したが、 その彼が外部に情報サービスをすればコンピュータ投資を回収できると提案したのだった。 この案は義父に採用され、ウイルキンスの責任で、150万ドルの資金で事業化されることになった。 最初はメインフレームのCPUをタイムシェアリングで時間貸しする仕組みだった。 1969年のことだ。そのころはまだパソコンは無く、メインフレームの時代だったが、 1980年代になるとパソコンユーザーがネットワークに乗り入れるようになり、 ウイルキンスはそれにもうまく対応し、 その後コンピュサーブは全世界に200万人以上の会員を持ち、 185カ国で利用できる最大の情報ネットワークに成長した。 現在はアメリカ・オンライン(AOL)の翼下にあり、その1部門となっている。

参考文献および関連書籍の紹介
「コンピュータウォリアーズ」 R・レヴェリング/M・カッツ/M・モスコウイッツ アスキー出版局 1986年1月  2500円

 

 

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