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Ivan E. Sutherland
1938 -
コンピュータ・グラフィックスの父
コンピュータ・グラフィックスは昔はCAD/CAMなどで使われた、ごく限られた専門家の世界だったが、ここ数年で大きく様変わりした。ハリウッドの映画は今やコンピュータグラフィックス無しでは成り立たないし、テレビゲームの世界も3Dグラフィックスは当たり前になってきた。アイヴィン・サザランドは、このコンピュータグラフィックスの基礎技術を確立した人として知られている。現在はサンマイクロシステムズのフェローとして健在である。
アイヴィン・サザランドは1938年米国ネブラスカ州ホスティングスに生まれた。1955年カーネギー工科大学(現在のカーネギーメロン大学)に入学し、卒業後1959年カリフォルニア工科大学大学院に進学翌1960年にマサチューセッツ工科大学大学院リンカーン研究所に入る。ここで クロード・シャノンの指導を受けた。リンカーン研究所はマンハッタン・プロジェクトの中核研究機関で、ここでSAGE(北米大陸核攻撃防空システム)の開発にも従事した。
その後コンピュータの図形処理の研究を行い、1962年スケッチパッドと呼ばれる対話型図形処理システムを開発1963年スケッチパッドを春のコンピュータ会議で発表した。このシステムが国防省の高等研究計画局の情報処理技術研究部のリックライダーの目に止まり、1964年リックライダーに招請されて情報処理技術研究部長に就任。そこで3次元ヘッドマウンテッド・ディスプレーの開発を提唱した。1966年国防省を退職し、ハーバード大学に移る。ここでコンピュータ・グラフィックスの基礎技術である隠線消去、精密描画(レンダリング)、三次元ハーフトーンなどのコンピュータ・グラフィックスの基礎技術を確立した。ユタ大学コンピュータ・サイエンス学部講師も兼ねる。ユタ大学でアラン・ケイやジム・クラークなどに大きな影響を与えた。1968年3次元ヘッド・マウンテッド・ディスプレーを開発した。
しゃれではなく、最近バーチャル・リアリティ(人工現実感)という言葉がリアリティ(現実味)を持ち始めている。聞くところに寄ると、米国空軍のパイロットはもはや肉眼で視界を確認するのは補助的な役割となっているそうだ。メインはコンピュータが創り出す人工現実の方にあるのだそうだ(本当かどうかはわからない)。この先どうなっていくのか、末恐ろしい感じもするが、コンピュータはその能力の本質を徐々に表しつつある。
| 「メディアの考古学」 | 橋本典明 | 工業調査会 | 1993年2月 | 2580円 |
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| 「アラン・ケイ」 | アラン・ケイ | アスキー出版局 | 1992年3月 | 2400円 |
| 30年間バロースを使ってます。もっともいまはユニシスですが。いいマシン・OSだと思います。B3500に始まり、B1000、B90、B6900。そして今はLX7100。思い通りに使える、使いこなせるマシン、そんな気がします。 | ||||
| 「思考のための道具」 | ハワード・ラインゴールド | パーソナルメディア | 1987年12月 | 1854円 |
| これも今となっては古典的な本で、コンピュータの歴史を思考という側面からみたもの、バベッジからネルソンまで多彩な顔ぶれを知ることができる。 | ||||
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